フィトンチッド名古屋

フィトンチッドとは

言葉の意味

フィトンチッドという名前は、ロシア語で、フィトン=「植物」 チッド=「他の生物を殺す能力を有する」という意味をもちます。 これを繋げて読むと、「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」という意味になります。

植物がフィトンチッドを揮発する理由

フィトンチッドは、自由に動き回ることのできない植物が、害虫などの外敵から攻撃や刺激を受けたり、傷ついた時でも病原菌に 感染しないように傷口を殺菌したり、害虫を寄せ付けない為にフィトンチッドを作りだし、発散することによって、自らの身を守ります。

森林浴の効能
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森林浴の効果
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フィトンチッドの凄い所
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NK細胞とは?

「NK細胞とは自然免疫の主要因子として働く細胞障害性リンパ球の1種であり、特に腫瘍細胞やウイルス感染 細胞の拒絶に重要である」 とあります、なんだか難しいですね。 もう少しわかりやすく説明すると、NK細胞とはNaturalKiller(ナチュラルキラー)細胞の頭文字を取ったもの で、その名の通りナチュラル(自然に)キラー(殺す)の細胞です。 それだけ聞くととても怖い印象がありますが、実は人間にとって非常に重要な働きをしています。NK細胞は、 すべての人の中に存在しており特にがん細胞やウイルス感染細胞に対してのみ攻撃する特徴があります。 病気に対する耐性・・・つまり人間の『免疫力』をつかさどる、非常に重要な細胞の一種ということです。

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上のグラフは森林浴前と2日間の森林浴による、免疫細胞(NK細胞)の活性度の変化を表したデータです。森林浴 によって活性値が1日で27%,2日で53%増強されたことがわかります。2日間の森林浴により1.5倍病気への抵抗 力が高まったということです。

免疫能の変化グラフ

森林浴により、3種類の抗がんタンパク質、パーフォリン・グランザイム・グラニューライシン(通称“抗がん三兄弟”) がいずれも増加しており、森林浴でガンへの抵抗力が上がることがわかってきているのです。

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抗菌・防カビ

フィトンチッドはインフルエンザウイルス、ノロウイルスなどのさまざまな細菌・ウイルスに有効であることが研究機関で実証されて います。その他の細菌やウイルスにも効果を示し、これからの対策や予防に期待されています。病気・老化の原因とも言われる活性酸 素を除去し、物質の酸化を防着ます。また、食品への防腐、殺菌、お部屋、水回りのカビ、家ダニなどへの防虫にも効果的です。

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消臭・脱臭

森へ行くと悪臭の原因となる動物の死骸や枯れた木などがあるにもかかわらず、爽やかな空気が広がっています。 フィトンチッドには悪臭の成分で知られている「アミン類」を「アミノ酸類」にする効果があります。 その効果のおかげで森は空気を浄化したり、悪臭を消す働きがあるのです。こうした消臭作用は身近な生活臭にも効果的です。

リラックス効果

森林浴の爽快感は自律神経の安定に効果的と言われています。フィトンチッドは肝機能を改善したり、快適で心地よい眠りを促進 する作用があり、心身を正常で健康な状態に導く力があると言われています。

フィトンチッドに含まれる成分
成分 働き その成分を含む植物
α-カジノール 虫歯予防 ヒノキ
カンファー 局所刺激、清涼 クスノキ
シトラール 血圧低下、抗ヒスタミン作用 バラ
チモール 去痰、殺菌 タチジャコウソウ
テレピン油 去痰、利尿作用 マツ類
ヒノキチオール 抗菌作用、養毛 ヒバ、タイワンヒノキ、ネズコ
ボルネオール 眠気覚まし トドマツ、エゾマツ
メントール 鎮痛、清涼、局所刺激 ハッカ
リモネン コレステロール系胆石溶解 みかん類の果皮、ローソンヒノキ

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